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機器設備タイトル機器設備

アルミ鋳物 鋳造品製造 機械設備

※下の表は左右にスライドできます。
設備名 項目 メーカー
有機自硬性 アルミ鋳物 鋳造設備 シェイクアウトクラッシャ
WSR(リクレーマ) 新東工業
循環装置 新東工業
三相ホッパ 新東工業
乾燥ヒータ 新東工業
砂冷却装置 新東工業
連続ミキサ 新東工業
硬化剤コントローラー 花王
塗型機 KUSUDA
アルミ鋳物 金型鋳造機
(グラビティー)
傾斜型鋳造機 2機 W800×D600×H900 前田金型
大型傾斜型 鋳造機 1機 W1500×D1000×H2000 石田機械
水平型鋳造機 2機 自社設計
専用垂直鋳造機 自社設計
水平架傾型 日型精工
専用機(安全金具用) 三共金属工業
専用機(米飯用) 日型精工
アルミ鋳物切断用 バンドソ- 2500Lタイプ 讃岐
1200Lタイプ 讃岐
1200Lタイプ 低床 讃岐
1500Lタイプ NANIKO
900Lタイプ 奈良機械
中子解体 中子解体機 点野機械
アルミ鋳物研磨用 ベーダーマシン 水平型 2機 自社設計
角度可変型 3機 住友特殊金属
アルミ鋳物専用 溶接機 TIG/MIG 最大300A ダイヘン
ARC 最大 500A ダイヘン
ARC 最大 100A パナソニック
アルミ鋳物専用
ショットブラストマシン
1600φターンテーブル式 ニッチュウ
800Lタンブラー式 大鋳
アルミ鋳物専用 サンドブラスト 懐最大 800×300
RGB 回転式脱ガス装置 2機 TYK製
アルミ鋳物専用 ピンホール検査機 啓明商事
コンプレッサ 15HPスクリュー式 コベルコ
13HPスクリュー式 コベルコ
クレーン 1.0トン 1機 三菱
2.0トン 3機 日立
2.8トン 3機 三菱
アルミ鋳物材料専用 溶解炉 ショートフレーム溶解炉 #500 小坂燃焼炉
ショートフレーム溶解炉 #700 小坂燃焼炉
ロングフレーム溶解/保持炉 #900 2機 小坂燃焼炉
ロングフレーム溶解/保持炉 #850 3機 小坂燃焼炉
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アルミ鋳物の特長

軽くて強い

鉄と比べて約3分の1の軽さです。
自動車、鉄道、産業機器、または生活日用品と幅広く使用できます。
また、熱処理、下地処理、表面処理などを行うことにより、強度・耐食性ともに良くなります。

熱伝導性

アルミの熱伝導率は鉄の約3倍あります。
熱しやすく冷めやすい特性を活かして車のエンジンや冷暖房装置に有効的に使用されています。
仕様直後の内燃機関などはとても熱いですが、20~30分で冷めるのはそのおかげです。

非磁性

アルミニウムは非磁性体であり、磁化されず磁界の影響を受けないので、オーディオや医療精密測定機器などでも活かされています。

リサイクル性

アルミニウムは地金を作る際は、大きなエネルギーがかかりますが、リサイクル時は新地金を作る場合の3%のエネルギーで再利用できます。リサイクル性が高いのです。
アルミニウムの融点は660℃と低く溶けやすい、これもエネルギーコストを少なくしている魅力のひとつです。

自由な形、大きさ

鋳造の最大の特徴はプレスや鍛造と違い、溶融金属を用いるため形状の自由度が高いことです。
また、型さえ作ることができれば、複雑な形状や大きな製品も成形できます。大量生産も特徴の一つです。
金型鋳造であれば、一つの鋳型で大量の採算が可能です。

アルミ合金の種類

アルミニウム材料のうち、純度99.00%以上のアルミニウムを純アルミニウムと呼び、
種々の元素を添加して性質を改善したものをアルミニウム合金と呼びます。

※下の図は左右にスライドできます。
アルミ合金の種類

鋳造用アルミニウム合金の特色

※下の表は左右にスライドできます。
合金系 JIS呼称 JIS記号 主要成分
(Al:残部)
(mass%)
合金の特色 鋳型の区分
Al-Cu系 鋳物1種A AC1A Cu:4.0~5.0 機械的性質が優れ、切削性もよいが、鋳造性がよくない。 金型
砂型
Al-Cu-Mg系 鋳物1種B AC1B Cu:4.2~5.0,
Mg:0.15~0.35
機械的性質が優れ、切削性もよいが、鋳造性がよくないので鋳物の形状によって溶解、鋳造方法に注意を要する。 金型
砂型
Al-Cu-Si系 鋳物2種A AC2A Cu:3.0~4.5,
Si:4.0~6.0
鋳造性がよく、引張強さは高いが、伸びが少ない。一般用として優れている。 金型
砂型
鋳物2種B AC2B Cu:2.0~4.0,
Si:5.0~7.0
鋳造性がよく、一般用として広く用いられている。 金型
砂型
Al-Si系 鋳物3種A AC3A Si:10.0~13.0 流動性が優れ、耐食性もよいが、耐力が低い。 金型
砂型
Al-Si-Mg系 鋳物4種A AC4A Si:8.0~10.0,
Mg:0.30~0.6
鋳造性がよく、靱性が優れ、強度が要求される大型鋳造に用いられる。 金型
砂型
Al-Si-Cu系 鋳物4種B AC4B Cu:2.0~4.0,
Si:7.0~10.0
鋳造性がよく、引張強さは高いが、伸びが少ない。一般用に広く用いられる。 金型
砂型
Al-Si-Mg系 鋳物4種C AC4C Si:6.5~7.5,
Mg:0.20~0.45
鋳造性が優れ、耐圧性、耐食性もよい。 金型
砂型
鋳物4種CH AC4CH Si:6.5~7.5,
Mg:0.25~0.45
鋳造性が優れ、機械的性質も優れている。高級鋳物に用いられる。 金型
砂型
Al-Si-Cu-Mg系 鋳物4種D AC4D Si:4.5~5.5,
Cu:1.0~1.5,
Mg:0.40~0.6
鋳造性がよく、機械的性質もよい。耐圧性が要求されるものに用いられる。 金型
砂型
Al-Si-Ni-Mg系 鋳物5種A AC5A Cu:3.5~4.5,
Ni:1.7~2.3,
Mg:1.2~18
高温で引張強さが高い。鋳造性はよくない。 金型
砂型
Al-Mg系 鋳物7種A AC7A Mg:3.5~5.5 耐食性が優れ、靱性がよく、陽極酸化性がよい。鋳造性はよくない。 金型
砂型
Al-Si-Cu-Ni-Mg系 鋳物8種A AC8A Si:11.0~13.0,
Cu:0.8~1.3,
Ni:0.8~1.5,
Mg:0.7~1.3
耐熱性が優れ、耐摩耗性もよく、熱膨張係数小さい。引張強さも高い。 金型
鋳物8種B AC8B Si:8.5~10.5,
Cu:2.0~4.0,
Ni:0.10~1.0,
Mg:0.50~1.5
Al-Si-Cu-Mg系 鋳物8種C AC8C Si:8.5~10.5,
Cu:2.0~4.0,
Mg:0.50~1.5
Al-Si-Cu-Ni系 鋳物9種A AC9A Si:22~24,
Cu:0.50~1.5,
Ni:0.50~1.5,
Mg:0.50~1.5
耐熱性が優れ、熱膨張係数が小さい。耐摩耗性はよいが、鋳造性や切削性はよくない。 金型
鋳物9種B AC9B Si:18~20,
Cu:0.50~1.5,
Ni:0.50~1.5,
Mg:0.50~1.5